20211013

パターンランゲージ

 

”自分をひらく”

 

私はとにかく初対面の人に自分のことについて話すのが苦手だ。今回も「好きなものは?」という話題になった時に自分から話すことができなかった。私は所謂オタクで好きなものもしっかりあるが「〇〇好きなんだ」と言って会話が盛り上がった記憶があまりない。自分の話つまらないのかなと考えるようになり、自分の話をするのに苦手意識を持つようになったのだと思う。人の話を聞くのは好きだし、話し合いの時に意見も言える。でも自分自身のことについてはなかなか話せない。私たちはまだチーム分けをしていないので、誰とチームになっても活動が円滑に進むように自分のことを知ってもらえるように頑張りたい。もちろんみんなのことももっと知りたい。

 

福岡ビジネスセンターさんの課題に取り組むメンバーと話しているときに、先生から「色鉛筆、消しゴム、飲みかけのペットボトルのパターンは何か」というお題を出された。考えても考えても規模の大きいまとまりしか思いつかなかった。消耗品、アトリエにあるもの、デスクの上にあるものなどの意見が出た。私が一番「あー!たしかに!」となったのは”手で使うもの”という意見だった。手で使うことが当たり前になりすぎていて私には考えつかない意見だった。正解(?)として言われたのは「減っている量が可視化できる」というものだった。消耗品という意見をかみ砕いていたら分かったかもしれないが、”減っていき、なくなる”ことが当たり前になっている私には恐らく思いつかなかっただろう。ものごとを抽象化する場合には固定観念にとらわれないようにすることが大切だと思った。